高次脳機能障害により後遺障害2級が認定され、高齢者にも拘わらず高額な賠償金で示談した事例
- 保険会社提示額
- 交渉前
- 最終獲得額
- 10,387万円
ご相談内容
| 被害者 | 70代 女性 |
|---|---|
| 部位 | 脳 |
| 傷病名 | 外傷性脳挫傷 |
| 後遺障害等級 | 2級 |
| 獲得金額 | 1億387万円 |
被害者が、横断歩道を歩行中、左折してきた車両に衝突され、脳に重篤な傷害を負った事案です。
事故直後は被害者の方の意識が戻らず、ご家族の方から、ご相談を受けました。
重大事故であることから、後遺障害認定、相手方保険会社とのやり取りを含め、早期に全権を受任させて頂きました。
サポートの流れ
| 項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
|---|---|---|---|
| 後遺障害等級 | – | 2級 | – |
| 入通院慰謝料 | – | 306 | 316 |
| 休業損害 | – | 354 | 354 |
| 逸失利益 | – | 1,448 | 1,448 |
| 後遺障害慰謝料 | – | 2,370 | 2,370 |
| 将来介護料 | – | 4,395 | 4,395 |
| 確定介護料 | – | 1,231 | 1,231 |
| 看護料 | – | 0.5 | 0.5 |
| 諸雑費 | – | 34 | 34 |
| 交通費 | – | 0.5 | 0.5 |
| 治療費 | – | 248 | 248 |
| 過失相殺 | – | 0 | 0 |
| 合計 | 0 | 10,387 | 10,387 |
| 単位:万円 | |||
後遺障害認定サポート、相手方との示談交渉について、サポート致しました。
特に、後遺障害認定にあたっては、2つの大きな問題点がありました。
それは、①医師の行為自脳機能障害への理解不足②介護施設の非協力でした。
①については、医師と直接の話もしましたが、高次脳機能障害についてはよく分からない、判断しようがないという驚くべき回答をするに至ったため、病院の転院に動きました。
②については、後遺障害請求段階で、被害者が施設に入居済みであったため、施設に被害者の生活状況報告や介護費用の算定資料を提示してもらう必要がありましたが、極めて非協力的な状況でした。
上記の状況であったことから、早期に医療リサーチ会社を介入させ、必要な医療記録、介護記録の獲得に動き、ようやく後遺障害等級2級を獲得することができました。
解決内容
本件事案は、被害者の脳の損傷が激しかったことから、事故直後は、後遺障害等級1級を見据え、また、後見人選任申立も視野に入れて動いていました。
もっとも、被害者が驚異的な回復を見せ、後見人選任までは不要な段階まで意識が回復しました。
上記のとおり、医師、介護施設が非協力的であったがため、後遺障害認定までに非常に苦労しました。
後遺障害等級認定後も介護費用算定が困難であり、後遺障害認定から半年以上も経過した後に、相手保険会社とようやく示談をすることができました。
相手保険会社は、当初、介護費用について、被害者実費負担分のみでの示談を求めてきましたが、最終的には介護保険分も含めて示談をすることができました。
所感(担当弁護士より)
本件事案は、被害者が高齢者にも拘わらず、比較的高額な賠償金を獲得しました。
もっとも、後遺障害獲得は容易ではなく、担当医を変更していなければ、後遺障害獲得は難しかったと思われます。
また、相手保険会社、介護施設、介護保険担当の役所担当者全員が、介護保険給付金と損害賠償金としての将来介護費用の関係性を理解しておらず、賠償金を数千万円単位で減額されてしまう危険性がありました。
高次脳機能障害により認定される損害金は、多額になる傾向にあります。
1つでも選択肢を誤ると、数百万円、数千万円の単位で、損害金が変わってしまいます。
脳挫傷、硬膜下血腫、くも膜下出血等の診断を受けたら、被害者や被害者の家族だけで、悩まず、弁護士に相談してください。
弊所では、高次脳機能障害事案を多数扱っております。
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