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ご相談内容

被害者 17歳 女性
部位 脳、頭、耳
傷病名 右側頭骨骨折、錐体骨縦骨折
脳挫傷、右難聴
後遺障害等級 なし
獲得金額 98万円

通勤のため自転車に乗っていたところ、車と衝突する交通事故に遭われました。救急車で搬送された結果、頭蓋骨にヒビが入る「側頭骨骨折」や「脳挫傷」という非常に重篤なケガを負われました(※その後のMRI検査やてんかん外来の受診等により、幸いにも脳萎縮や性格変化などの深刻な症状は見られませんでした)。

大きな問題となったのは、加害者が「外国人」であり、かつ「任意保険未加入(自賠責保険のみ)」であったことです。相手方に支払い能力や保険対応への期待が持てない上、当初は治療費を全額自己負担の「自由診療」で支払い続けてしまっており、非常に困窮した状態で当事務所へご相談にいらっしゃいました。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級 – – –
入通院慰謝料 – 119 119
休業損害 – 4.9 4.9
逸失利益 – 0 0
後遺障害慰謝料 – 0 0
入通雑費 – 1 1
交通費 – 0.1 0.1
治療費 – 11.5 11.5
物上損害 – 3.5 3.5
過失相殺 – -42 -42
合計 0 98 98
単位:万円

ご自身の保険に「弁護士費用特約」が付帯されていたため、弁護士費用の自己負担なしで受任いたしました。 まず弁護士が介入し、全額自己負担となっていた高額な自由診療の治療費について、通勤中の事故であることを踏まえ、「労災保険」へ遡及的(過去にさかのぼって)に切り替える手続きを早急に行いました。これにより、被害者様側の治療費負担の不安を取り除きました。 その上で、相手方は自賠責保険しかなく任意保険が使えない状態だったため、弁護士が代理人として加害者本人(外国人)に対して直接「訴訟」を提起する方針を採りました。訴訟を通じて加害者に法的なプレッシャーをかけ、支払いの責任を追及しました。

解決内容

裁判を起こして厳しく追及した結果、相手方(外国人)との間で「分割払いによる支払い」を約束させる形で合意(和解)を取り付けることに成功しました。
過失割合による相殺はあったものの、裁判所基準での適正な通院慰謝料などを確保しました。

所感(担当弁護士より)

「無保険車」や、日本の保険制度に明るくない「外国人ドライバー」との交通事故トラブルが急増しています。このような事故に遭うと、「相手に支払い能力がないから」「言葉が通じず対応してくれないから」と、賠償金の回収を諦めて(泣き寝入りして)しまう被害者の方が少なくありません。
しかし、本件のように通勤中の事故であれば「労災保険」を適用することで治療費や休業補償をカバーできます。
特に本件では、当初「自由診療」で高額な支払いをしてしまっていたものを、弁護士のアドバイスによって労災へ遡及的に切り替えることができたのが大きな救済となりました。
また、相手が無保険であっても、泣き寝入りせずに「訴訟」を起こすことで、裁判所の力を借りて分割払いの合意を取り付け、回収を図る道が開けます。
「相手が外国人だった」「相手が無保険だと言われた」という困難な状況でも、弁護士が介入することで道が拓けるケースが多々あります。手遅れになる前に、ぜひ一度当事務所へご相談ください。
▶ 相手が外国人かつ無保険だった場合の対処法について詳しく知りたい方は、こちらの解説コラムもご覧ください。 【弁護士解説】交通事故の相手が外国人&無保険!泣き寝入りせず「逃げ得」を封じる回収術

外国人加害者・無保険事故のケースについて、詳しくは交通事故の相手が外国人&無保険!泣き寝入りせず「逃げ得」を封じる回収術もご参照ください。

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